東京 吉祥寺の猫カフェ 不思議なネコの森『CatCafeてまりのおうち』

 

ある日…

フィガロ「…なんてことだ…ダメだね、これは問題だ」

かかし「どうしたんだい？フィガロ」

 

フィガロ「ああ　かかし。ふと気になったことがあってね…
あのさ最近、皆だらしなさすぎじゃないかな？」

かかし「え？」

フィガロ「わからないかな？例えば…ほら」

 

【休日のおっさんの図】

かかし「…オイラ？」

フィガロ「そうだよ、なんだいこのおっさんみたいなのは」

かかし「え～だってこの方がお腹軽いし涼しいもん～(∩´∀｀)∩」

 

フィガロ「それがだめなんだ！暑いからって見た目もだらしなくなったらお客様に対してとても失礼なことなんだよ！」

かかし「う…うん、た、確かにね」

フィガロ「確かに僕は以前、油断した姿も見せなくちゃと
言ったけどね、そういう意味じゃないんだよ」

 

かかし「こ、今度からは気を付けるよ、うん。
（お腹が重くなったらやるけどね）」

 

もっぷ「ふふん♪それに比べて僕はフィガロ兄ちゃんの言葉を
ちゃんと理解してできてるもんね♪」

 

もっぷ「ほら♪カッコいいでしょう！
てまりのおうち一キュートな天使が
クールなイケニャンになる瞬間！」

 

フィガロ「…まあそれはさておき、もっぷはいつもは
大丈夫なんだけど…」

もっぷ「え、いつもって…」

 

【放心状態の図】

もっぷ「ま、ま、ま、まさか撮ってたの！！！！？？」

フィガロ「いつでも撮られる、という事を意識していない証拠だね
これは油断じゃなくて、だらしないの分類だよ」

 

もっぷ「参りました…（しょぼーん）」

 

みるく「ならあたちね！あたち程だらちないって言葉が
似合わない女はいないわ！」

 

しめじ「そうじゃそうじゃ！
みるくちゃんはいつでも可愛いんじゃよ！」

みるく「ふふ、当たり前じゃない♪」

 

かかし「（今日も親衛隊隊長は熱いなぁ～）」

フィガロ「しめじ、みるくは確かにいつでも可愛いね。でも…」

 

【夏の暑さに負けた図】

しめじ「こ、これはっ！！！」

みるく「なんで撮ってるの！！？」

もっぷ「うわぁ～だらしないねぇ～僕より酷いんじゃない？」

みるく「も、も、も、もっぷ！！！」

 

フィガロ「ふふ、みるくもまだまだ甘いね」

かかし「ねえ、ケンカが始まったんだけど」

フィガロ「それは…自業自得ってやつさ…」

 

フィガロ「さて、と…こんな感じなんだよ、最近」

かかし「うん、オイラから見たらこれも可愛いとおm」

フィガロ「ダメだね！これだけは譲れないよ！」

かかし「じゃあフィガロがその油断（？）の可愛さを教えてよ」

フィガロ「ちょうどそうしようと思っていたんだよ、じゃあ見せるね」

 

フィガロ「これだよ」

かかし「確かに油断していても、
可愛らしさカッコよさを醸し出しているね（？）！」

フィガロ「そうなんだ、油断＝だらしない　じゃないんだよ…
油断とは僕たちのファンにいつもと違った魅力を見せることなんだよ」

かかし「そうなんだね、勉強になったよフィガロ！」

 

フィガロ「わかってくれたなら嬉しいよ！
じゃあこれからは大丈夫だね？」

かかし「ヘッチャラだよーヘッチャラー(棒)」

フィガロ「よかった、これで安心して寝れるよ」

かかし「うん、今日はありがとうね♪」

 

かかし「…」

 

【身も心も解放している図】

かかし「これについては見なかったことにし～よお」

 

～後日談～

 

しめじ「…のお、フィガロ君…」

フィガロ「なんだい？」

しめじ「さっきの…そのみるくちゃんの写真をなんじゃが…
なんていうか…欲しいんじゃよ…！」

フィガロ「おやおや…ふふ、いいよ」

 

しめじ「やったのじゃあああああああああああああ！！！！！！！！！！！！
みるくちゃん　かわいいのじゃよ！！
かわいいのじゃあああ！！！プリティなのじゃ！！！！」

フィガロ「みるくは愛されてるねぇ…」

かかし「あそこまでいくとどうよ」

 

Yuka